傾く人生 歌舞伎道
  • 市川猿之助が『歌舞伎家話』第六回に再登場 対談相手にはトークイベント初共演となる市川團子を指名

    ■傾く人生 歌舞伎道 銀座・成田屋のトピックス

    2020年7月13日(月)20時、イープラスの「Streaming+」にて、歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話(かぶきやわ)』第六回が開催され、市川猿之助と市川團子が出演した。

    (左から)市川猿之助、市川團子

    松竹演劇本部が企画し、スタートさせた歌舞伎オンライン企画『歌舞伎家話』。これまで、第一回に松本幸四郎と尾上松也、第二回に尾上松也と中村七之助と小栗旬、第三回に松本幸四郎と市川猿之助、第四回に市川中車と坂東巳之助と中村米吉と中村児太郎が出演するなど、多彩な顔ぶれが登場し、熱いトークを繰り広げた。

    7月5日(日)20時から行われた第五回の配信には、人間国宝・片岡仁左衛門に片岡孝太郎と片岡千之助という松嶋屋親子三代が出演。三人でのトークショーは今回が初めてとなり、大きな話題を呼んだ。

    そして、第五回配信を直前に控えるなか、『歌舞伎家話』第六回の開催が決定した。第六回は、二回目の登場となる市川猿之助と初登場となる市川團子の組み合わせだ。第三回で幸四郎と対談した猿之助が今回、対談相手に指名したのは、市川中車(香川照之)の長男・市川團子(いちかわだんこ)。

    2020年1月歌舞伎座_澤瀉十種の内『連獅子』_狂言師右近後に親獅子の精=市川猿之助、狂言師左近後に仔獅子の精=市川團子 (C)松竹

    2020年1月歌舞伎座_澤瀉十種の内『連獅子』_狂言師右近後に親獅子の精=市川猿之助、狂言師左近後に仔獅子の精=市川團子 (C)松竹

    2012年に猿之助と一緒に澤瀉屋(おもだかや)の同時襲名で初舞台を踏んだ團子は、現在16歳の高校1年生。市川猿之助は従叔父にあたる。歌舞伎座、夏の風物詩ともいえる『東海道中膝栗毛』シリーズではテンポのいい掛け合いを見せる二人は、2020年1月には家の芸である「澤瀉十種の内『連獅子』」での共演で話題となった。市川猿翁(三代目猿之助)を伯父に持つ猿之助と、猿翁の孫にあたる團子。澤瀉屋の現在と未来を担う二人の対談どんなものになるのか。二人きりでのトークイベントは今回が初めてだが、これまでの共演舞台の話や家の芸、お互いのことなど、充実した歌舞伎トークが繰り広げられた。

    2020年1月歌舞伎座_澤瀉十種の内『連獅子』_狂言師右近後に親獅子の精=市川猿之助、狂言師左近後に仔獅子の精=市川團子 (C)松竹

    2020年1月歌舞伎座_澤瀉十種の内『連獅子』_狂言師右近後に親獅子の精=市川猿之助、狂言師左近後に仔獅子の精=市川團子 (C)松竹

    引用:SPICE – エンタメ特化型情報メディア スパイス
    https://spice.eplus.jp/articles/272018

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