傾く人生 歌舞伎道
  • 市川海老蔵が「酒もタバコも止めた」宣言で、夜遊び再開報道を封殺

    ■傾く人生 歌舞伎道 銀座・成田屋のトピックス

    10月になって、市川海老蔵(40)が夜遊びを再開しているとの報道がちらほらあった。妻の小林麻央さん(享年34)が亡くなって1年が経ち、再婚相手と噂されていた麻央さんの姉・小林麻耶(39)も別の男性と結婚したため、業界内では「夜遊び再開」の情報が駆け巡っているのだという。

    こうした報道を意識したものなのかはわからないが、10月16日放送の『ちちんぷいぷい』(毎日放送)のインタビューコーナーに出演した海老蔵は、妻を失って1年4カ月が過ぎた現在の心境を語った。

    たとえば仕事への向き合い方ひとつとっても「彼女は私に『こういう役者になってほしい』『こうあってほしい』と言っていたので、それはやっていこう」と、亡き妻が自分に求め、描いていた理想像に近づきたい気持ちを明かした海老蔵。同時に、2013年に逝去した海老蔵の亡き父・十二代目市川團十郎さん(享年66)が息子の自分に描いていた理想像にも想いをはせるようになり「父と妻と毎日コミュニケーションをとっているような感じ」だという。

    日常生活の変化を尋ねられると「全然(昔と)違います。酒も飲まないし、煙草も吸わないし、遊ばないし、あんまり」と、一般に彼がイメージされているであろうライフスタイルとは違うことを強調。麻央さんの病気発覚前と変わったのか、それとも結婚以前の若い頃と変わったのかは不明だが、ともかく家族と過ごす時間を大切にしているようだ。歌舞伎は地方での長期公演もつきものだが、長女7歳、長男5歳と子どもたちがまだ幼いため、家を1カ月離れるのは難しく、地方での長期公演は控えたいとの意向も示していた。

    麻央さんが亡くなる前である昨年3月、『めざましテレビ』(フジテレビ系)にVTR出演した際も、海老蔵は同様の話をしていた。“これまでの10年間”を振り返った海老蔵は、10年前は「夜出かける割合が昔は10割中15割くらいだった」のに対して「今は3厘くらい」、「お酒もあんまり飲まないですし、妻との時間とか家族の時間」を大切にしていることを語っていた。「自分の中で何かちょっと変わっちゃったんでしょうね」とも。大事なもの、優先順位が変わったということなのだろう。

    現在は毎日のようにブログやInstagramを更新し、子どもたちとの日常生活をアップしている海老蔵だが、確かに10年前の彼からはそのような姿はちょっと想像できない。派手に遊び、酒を浴びるように飲み、横柄な態度で振る舞うイメージが強かった。麻央さんと結婚したのは2010年のことだが、同年11月には暴行事件が起こり大騒動となった。暴行を受けた海老蔵の行動にも批判が集まり、海老蔵は無期限謹慎も受けている。

    あの事件の鮮烈な記憶を持つ視聴者には、まだそのイメージが残っているかもしれない。しかし人は変わる。事件が大騒動となったこと、娘と息子を育てる父親となったこと、麻央さんが病魔に襲われたこと、そうしたプライベートの様々な出来事にくわえ、年齢を重ねての価値観の変化や、仕事上の責任感などもあるだろう。

    海老蔵のタレント・役者としての注目度は高く、しばしば「誰と再婚するのか」という話題も週刊誌のネタになるが、仮に夜の街で飲んでいるところを撮られればまたスキャンダルまみれのようなイメージで叩かれる可能性もある。本人もそのことには自覚的だと思われるが、今の海老蔵にそのような心配は無用かもしれない。

    引用:wezzy|ウェジー
    https://wezz-y.com/archives/59854

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