傾く人生 歌舞伎道
  • 市川猿之助が「ハラスメント」の従兄をフォローし…香川照之「歌舞伎道邁進」で“完全消滅”する「伝説の作品」!

    ■傾く人生 歌舞伎道 銀座・成田屋のトピックス

    香川照之、市川猿之助 ※画像は市川猿之助の公式インスタグラム『@ennosuke_ichikawa4』より

    毎月のように歌舞伎の舞台に立っている市川中車こと俳優の香川照之(57)が、「六月大歌舞伎」ではついに主役を務めることになる。
    2022年8月末、東京・銀座のクラブのホステス女性に対する過剰なハラスメントを働いていたことが報じられた香川。
    演技派俳優としてドラマや映画に引っ張りだこの存在だったが、スキャンダルが明らかになり、当時金曜MCを務めていた情報番組『THE TIME,』(TBS系)から降板。トヨタをはじめとする6社とのCM契約も打ち切られてしまった。
    しばらく表舞台から遠ざかった香川だが、2022年12月に十三代目市川團十郎白猿襲名披露の「十二月大歌舞伎」昼の部『鞘當(さやあて)』で舞台復帰。
    5月3日から28日まで東京・明治座で上演されている、従兄弟で歌舞伎俳優の市川猿之助(47)の舞台『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』に出演中だ。

    香川照之の主役抜擢の裏に“従兄弟”の存在

    そんな香川が「六月大歌舞伎」では『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』で主役の浮世又平を演じることになる。
    主役抜擢は澤瀉屋(おもだかや)のトップである猿之助の推薦があったと、5月16日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)では報じている。
    猿之助は香川より年下だが、歌舞伎界の先輩で後見人のような立場にあり、謹慎中の鍛錬の成果を披露するチャンスを用意したようだ。
    5月1日配信のWEB版『女性自身』では、香川がテレビ復帰をもうあきらめており、「俺にはもう歌舞伎だけだ」と近しい仲間に話していたとも伝えていた。
    46歳で歌舞伎界入りした香川は、先輩後輩問わず自分から挨拶したり、差し入れがあればおすそ分けするなど、殊勝な態度で歌舞伎に臨んでいるという。
    「『週刊女性』によると、ドラマのオファーも来ているそうですが、伝説のドラマ作品『半沢直樹』(TBS系)の続編はもう作られないでしょうね……」(ワイドショー関係者)

    『VIVANT』で再びタッグを組む堺雅人&福澤監督

    2013年と2020年に放送された『半沢』の最終話は、それぞれ世帯視聴率42.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、32.7%をマーク。平成・令和それぞれで最高の記録を樹立。
    香川は主人公・半沢直樹の宿敵である“大和田常務”を好演。大和田常務の“土下座シーン”は、ドラマ最大の見どころとなった。
    「『半沢』をはじめとする数々のTBSドラマで演出を担当した福澤克雄氏(59)は来年1月に還暦を迎え、TBSを定年退職することになります。7月クールの日曜劇場『VIVANT』(TBS系)では、再び堺雅人さん(49)とタッグを組みますが、福澤氏がTBS局員として演出する最後の作品になると言われています。
    そして、その堺さんは昨年末に大手事務所・田辺エージェンシーから独立してしまいましたからね」(前出のワイドショー関係者)

    “芸能界のドン”から「もう一緒に仕事なんてできないよ」と言われ……

    堺は“円満退社”と言われているものの、田辺エージェンシー社長で“芸能界のドン”とも称される田邊昭知氏(84)は、1月10日配信の『デイリー新潮』の取材に「もう一緒に仕事なんてできないよ。自分でやりたいって言うのにさ」と突き放したように話し、「(日曜劇場は)TBSと堺君で直接やってくれとなっていて、うちは関わっていません」ともコメントしていた。
    「『半沢』も元事務所が取ってきた仕事でしょうし、独立した堺さんが続編に出演するというのは難しいとみられています。また、今の香川さんでしたら、より憎らしい大和田常務を演じることができるでしょうが、地上波への出演はまだまだ難しい。
    香川さん自身、“俺にはもう歌舞伎だけだ”と覚悟を決めているという報道もあり、多くの視聴者、TBSサイドも熱望する伝説ドラマ『半沢直樹』の続編は完全消滅したと言えるのではないでしょうか……」(前出のワイドショー関係者)
    新たなドラマで香川の演技を見ることはもうできないのだろうか。

    「新作歌舞伎 昆虫すごいぜ!?」“ハラスメント事件”を乗り越えて…市川猿之助×香川照之、カマキリが激ハマり“演技派従兄弟コンビ”!

    2020年の『半沢直樹』で猿之助は伊佐山泰二役を好演。「詫びろ! 詫びろ! 詫びろ!」と繰り返す“歌舞伎的なセリフ”で存在感を放った。

    引用: ピンズバNEWS

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