傾く人生 歌舞伎道
  • ロールスロイス・ゴーストを普段使いしてみて感じたこと。。

    ■傾く人生 歌舞伎道 銀座・成田屋のトピックス

    ロールスロイス・ゴースト・ブラックバッジ

    どんな高級車であろうがやっぱ乗ってみて、使ってみてナンボでしょう。
    ロールスロイスの現在のラインナップでは、大きく分けて次の4車種、
    Wraith
    Dawn
    Ghost
    Ghost Extended Wheelbase
    レイスは2ドアクーペです。

    ドーンは2ドアクーペのオープンカーで
    そして4ドアのゴーストと、ロングボディバージョンのゴーストです。
    仮に仮にですよ、自分が買うとしたら、どの車種だろうと妄想を膨らませてみると、
    2ドアのクーぺ、美しい車ですが特にオープンは日本ではないかなぁと、モナコのような場所は日本にありませんしね。
    やはり4ドアで使い勝手が良く、自分がドライブしてて運転手に見えない車となると、
    ゴーストかなと。
    ということで、借りてみました。気になってた

    「Ghost Black Badge」

    金融街、大手町に佇むゴースト・ブラックバッジ

    ショールームで見た車は外装・内装ともBlackでスポーティでしたが、こちらの車の内装は、Black&WhiteでさらにCool Beautyです。

    ゴースト・ブラックバッジの白黒ツートンカラーの内装

    路上で見ると、独特の存在感。簡単なコックピットドリルを受けていざ出発。
    インパネを見ると、タコメーターはないんですね。その代わりに左側にあるのが、
    「POWER RESERVE」のメーター、それも針は反時計回りです。走行中見ることはほとんどなかったですがね。

    ゴースト・ブラックバッジのインパネ

    芝公園をスタートしてまずは麻布十番から六本木ヒルズ方面そして六本木交差点を抜けて溜池方面を流してみます。
    まず感じたのは、道行く人の注目度が半端ないです。
    フェラーリより遥かに見られますねぇ。これはランボルギーニ・アヴェンタドール並みか。。
    でも、
    爆音で目立っているわけではないので、やはりこの周りを圧倒的に威圧しているボディと色、それにこの車の希少性なんでしょうか。都内ではフェラーリは言うに及ばず、ランボルギーニよりも遥かに希少車種ですからね。
    このあたりは都内でも一番高級車の多いところでテレ朝やテレ東がありますから、芸能人か有名人の誰かだと思って見られるのかもしれません。
    とにかく、アイドリング時、走り出した車内はプリウスのように静かなんですが、高級感はもちろん比べるまでもありません。とにかくシルキーな上質感。
    走り出してもこの車のエンジンがBMW製の612馬力を誇る、6.6リッターV型12気筒ツインターボなの??と全く不思議な感覚です。
    全く静かでほぼ無音なんですが、これはテスラとも全く違う感覚で、とにかくゼロスタートから加速してからの車の全ての動きが秀逸を通り越してあまりにも素晴らしくてこれが最高級な車なんだと納得させられました。一般道だとストップアンドゴーの連続ですから、ドライブしていてこの車の凄さというか良さがよくわかりましたよ。
    乗り心地は、メルセデスSクラスをさらに良くしたシルキーそのもので、まさに空飛ぶ絨毯に乗ってるような感覚です。これは経験しないと絶対にわからない世界です。
    ボディサイズは、確かに大きいのですが、走り出してしまえばそれほど気になりませんね。
    常に視界に入ってくるボンネット上のフライングレディ、

    「The Spirit of Ecstasy」

    ロールスロイスのシンボル「フライングレディー」

    があって車両感覚も掴みやすく、何より天下のロールスロイスを操っているという高揚感があります。
    とにかく混み合っている都内の道でも前後左右の車がスペースを常に譲ってくれます。
    とにかく走りやすい。まどちらかというと周りの車が離れていくというか。。
    ガンガンアクセルを踏むような車ではありませんが、
    フル加速をくれてやると、612馬力の威力はすごく、恐ろしい勢いで巨体を加速させます。しかしブレーキはあくまでソフト、がっつりとは効きませんしコーナーではアンダーステア傾向強いです。これは後席のオーナーの乗り心地第一主義なんでしょう。でもアクセルをガンガンに踏む車じゃないですよね。あくまで余裕で走る車かと。。
    試しに都内の某ホットスポットの車寄せに行って車をパーキングしてみました。普段は「お車駐車お断りしています、駐車場にどうぞ」と言われるところでも「どうぞ」と。。
    とにかくこの車に乗っていると、勘違いしてしまいますね。自分がちょっと偉くなったような。。これは私のような未熟者には100年早いなと。

    存在感のあるゴースト・ブラックバッジ

    この車にふさわしい人とは、
    リスクを果敢にとり、いわゆる世間の一般常識からは外れていても、自分をしっかりと見つめることが出来る人生のマスター、
    まさに「noblesse oblige」が実践できる人が真に相応しいかと思いました。
    お金があるから乗る車ではないですね。それだと単なる成金かオラオラ系にしか見えないかと。。
    そのように感じました。
    己を磨いていつかは乗れるようになりたいなぁと思った次第です。
    実際、新車だと乗り出しで相当な高額車両ですが、
    中古なら状態の良い低走行車もお値段的にはぐっと身近な存在になります。

    引用: Free Life Share

    PAGE TOP