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藤原ヒロシによる「マセラティ」が世界初公開 日本限定40台の特別仕様車“ギブリ”
■傾く人生 歌舞伎道 銀座・成田屋のトピックス
イタリアの高級車メーカー「マセラティ(MASERATI)」は24日、藤原ヒロシの「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とコラボレーションした「マセラティ」初のハイブリッドモデル“ギブリ ハイブリッド(GHIBLI HYBRID)”の特別仕様車を、世界に先駆けて東京で発表した。同日、東京・原宿のアートギャラリー「The Mass」に展示し、1日だけの一般公開も行った。世界限定175台のうち、日本では40台限定。1425万円で全国の「マセラティ」正規ディーラーで販売する。関係者によると、公開前からすでに数台予約が入っているという。
このコラボレーションは、自分好みに「マセラティ」をオーダーできるカスタマイズドプログラム“マセラティ フオリセリエ”によるもの。国境や業種などの境界線を越えた発想で、音楽を車のデザインで表現。オペラネラとオペラビアンカという2つの対照的なカラーをまとう。
フロントグリルはクラシックな「マセラティ」から着想を得たバイアス仕様で、“Maserati”のフォントで“Fragment”と書いたロゴが付く。3連のサイドエアダクトの下には「M157110519FRG」のコードを記載。これは両者のパートナーシップを表したもので、“M157”は“ギブリ”の開発コードを、“110519”は藤原がマセラティ・デザイン・センターを最初に訪れた日である2019年11月5日を、“FRG”が「フラグメント」の頭文字を意味する。20インチのウラノマットブラックホイールを装着し、Cピラー(後部座席の後ろの柱)には「フラグメント」のサンダーマークのバッジを取り付けた。ドアハンドルなどの細部に至るまで色を統一している。
一方、インテリアはプレミアムレザーとアルカンターラ(アルカンターラ社の人工皮革スエード)のコンビネーションで、コントラストを利かせたシルバーのステッチを施す。シートベルトは「フラグメント」を象徴するダークブルーを採用した。
ルカ・デルフィーノ(Luca Delfino)マセラティ アジアパシフィック地域統括責任者は、「“ギブリ ハイブリッド”は私たち『マセラティ』にとってターニングポイントとなる記念すべきモデルだ。そのモデルで、ヒロシさんにとって初めての自動車メーカーとのコラボレーションが実現したことは大変光栄。コラボレーションモデルには、私たち自動車メーカーには想像できないポイントがたくさんある。ヒロシさんは自動車メーカーとしての“フツウ”の概念を超えるものを作ってくれた」と絶賛した。
270枚限定のTシャツ(1万1550円)
コラボレーションを記念したポップアップストアでは7月11日まで、カプセルコレクションを数量限定発売する。住所は渋谷区神宮前5-9-7。Tシャツ(1万1550円と9570円の2種類、各270枚)、フーディー(1万7820円、70枚)、ジップアップフーディー(1万8480円、100枚)、キャップ(8800円、200個)をそろえる。
引用:WWDJAPAN
https://www.wwdjapan.com/articles/1228390